ジャンル | 横スクロールアクション |
開発元 | Pixadome |
プレイプラットフォーム | Steam |
プレイ時間 | 5.2時間 |
こんなゲーム | 5人のユニークなキャラを好きに操ってパワーアップしよう |
最近はチェーンソーが流行っているらしいし、うちもチェーンソーを使ってみようかしら。そんな風に思っているあなたにこそ、このゲームをプレイしてみるべきだろう。
チェーンソークラブとは、チェーンソーを操ってエイリアン達と戦う、イケてるファイターガールズとそれを応援するファン達の集団である。チェーンソークラブの栄えある第1のファイターこそ、チェーンソーを操るメチャ強アンドロイドのBlue。「得意の武器は凶悪なチェーンソーと、キュートな破壊主義マインド!」(破壊主義マインドってなんだろう)。
ゲーム自体はオーソドックスな横スクロールアクションで、弱攻撃と強攻撃(上入力とした入力でそれぞれバリエーションが出る)、それにダッシュとジャンプだけのシンプルなもの。各画面ごとに出てくる敵を全て倒し、先に進んでいき、やがて出てくるボスを倒す。
道中のギミックを達成したり、ライフを支払ってショップで購入することで、キャラクターを強化したり、一定数の敵を倒すごとに使用できるアイテムを手に入れたりもできる。強化は基本的にプレイ間で継続され、タイトルに戻ったりゲームオーバーになったりしない限りは弱体化しない。
プレイアブルキャラクターは全部で5人、ステージをクリアするたびに使用可能になっていく。しかし基本的に1度のプレイでキャラを変更することは出来ないので、新しいキャラクターを試したい場合はそれまでの強化を捨てる必要が出てしまう。ちょっともったいない。
先に書いたとおり、「チェーンソークラブ」というのはファンクラブも兼ねている。ギミックを達成したり、ボスを倒したりするとファンクラブのフォロワーが増える。フォロワーが一定数たまると特別なコインを手に入れ、このコインを利用することで、強化の種類を増やしたりもできる。こちらはゲーム中に改めて入手しないと効果はないが、手に入れられる状態自体は永続となる。
そしてボスを倒してステージが終わればボーナスタイム。ファンとともにレッドカーペットを歩き、写真を撮られることでさらにファンを増やせる。
ストーリーの方は基本的にはステージ開始前後のデモと、道中に時折挟まれる会話で進められる。
ステージデモはコミック風で、1コマずつ進められる。英語しかないけれど、それほど長くないので、そこまで大変、というほどでもないだろう。
簡単なモードであれば、1周するまで1時間ほどでできる。とはいえ、ダッシュの長さが絶妙で、ほしい長さにちょっと足りない。そして強攻撃の中には、移動にも使えそうなものもある。強化の中にも速度向上はもちろん、ダッシュ回数を増やしたりもできる。
もし最終面に進めるほどに強化が進んでいないと感じた場合、最終面に進まずにもう一度ステージ1に進んで、さらに強化を進めることもできる。
そしてクリアしたタイミングで、インゲームタイムも表示される。
この要素を考えると、繰り返しプレイといわゆるRTAが捗りそうだ。
実はこのゲーム、しばらくのあいだESAというRTAイベントで広告が貼られたり、PlumのエモートがESAMarathonのチャンネルに存在していたりと縁が深い。発売前にデモプレイがESAの会場に配備されたりもしていたらしい。
噂によると二人プレイもできるとか出来ないとか。残念ながら、一緒にやる友人は同梱されていないようだった。
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