ジャンル | アクション |
発売元 | ソニー・インタラクティブエンタテインメント |
プレイプラットフォーム | PS5 |
プレイ時間 | 15時間 |
こんなゲーム | 歴代ゲームを振り返りながらお手軽アクション! |
SIE(旧SCE)の新しいマスコット(といっても、気付けば初登場からもう10年以上経ってるらしい)のアストロボットくん。その名前を冠したゲームがついに登場した。
ゲームとしてはオーソドックスな3Dプラットフォーマー。おおむね面クリア型の3Dマリオを想像すれば、だいたい近いものになると思う。あるいはASTRO BOT: RESCUE MISSIONをプレイ済みなら、これとほぼ同じゲーム(もちろんVRではないので、カメラ操作周りは全然違うが)と思ってもいいはずだ。あとちょっとカービィディスカバリーっぽさもあった。
これまでのシリーズと大きく異なるのは、救出するボットたちの中に、歴代のゲームキャラクターを摸したものが登場していることだ。PSシリーズのキャラはもちろん、他社の作品でも登場していたりする。これが懐かしくて、特に思い入れのあるキャラクターが出てくると結構ぐっとくる。
もちろんそれだけではなく、アクション作品単体としてもとても面白かった。サクサク進めるか収集要素を探し回るかを選べる本編、まあまあな操作何度を要求される追加ステージ。跳んだり殴ったりするほかにも、ステージによっては特殊な装備を手に入れて専用のアクションが追加されたりもして、飽きが来ない。
お遊び要素もたっぷりあって、待機モーションが豊富にあったり、多くのステージに顔出しパネルがあったり、ある程度進めるとフォトモードが解放されたりもする(ゲーム中の時間を止めて、カメラ位置をイジる程度のものだが、絵面が面白い場面も多いのでそれだけでも捗る)。
JAPAN STUDIOが好きだったのもあって、後続の開発スタジオがどのようなゲームを出すのか不安もあったけれど、再編後初のゲームとして4年掛けたとされるゲームは、期待以上の出来だった。次の作品にも期待したい(あとアストロボットくん以外のIPのゲームも作ったりするのかも気になる所)。
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