Onde

ジャンルパズル・プラットフォーム・アクション
開発元Lance, 3-50
プラットフォームSteam
プレイ時間3.2時間
こんなゲーム幾何学的な美しさのヒーリングインタラクティブ

こういうゲームといえば、個人的にはやはりThatGamesCompanyを思い出す。ゲーム中にはほとんど文字が出てこず、自然をモチーフにした空想的な世界の中を飛び回る。なんとなく水中を思わせる背景群を考えると、flOwが一番近いのだろうか(floweryくらいしかプレイしたことがない)。

ゲームとしては、基本的には円周上を沿って進んでいくという単純なものだった。進路上に円以外のものがあれば壁となって進めず、真っ黒な円に当たると自機が消滅して、直前の安全な地点まで戻されてしまうので注意が必要だ。

新しく接した円周を優先して進んでいく。逆側だと枝に引っ掛かって進めない

道中ではボタンを押すことで円を発生させて、それが広がったり狭まったりする動きに合わせて次の円に進んでいく。これまたシンプルな仕掛けながら意外とバリエーションに富んでいて飽きさせないものになっていた。

タイミングよく左右の円を発生させて右へと進んでいく。
広がっていく大円に沿って右に進んでいくが、途中の小円に捕まるとそこから動けなくなってやり直しになってしまう。

 しかしこのようなゲームにおいて最も重視されるのは、やはり雰囲気ではないだろうか。
チュートリアルのための文字も存在せず、無機物以外はほぼ線だけで表現されている空間で、光と闇のコントラストを楽しめる。また自動で発生する円などによってリズムよく出てくる効果音で耳も楽しめる。

気軽に楽しめ、心を休めて楽しめるよいゲームだった。

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