ジャンル | アドベンチャー |
開発元 | Game Tomo Team |
プラットフォーム | Steam |
プレイ時間 | 2.6時間 |
こんなゲーム | 「とびっきりの一日」を作るアドベンチャー |
人生は選択の連続。月並みな表現ではあるけれど、やはりそう思う。
やり直せるようなこともあれば、その選択を抱えて生きていかなきゃいけないようなこともある。
たとえばかかしの未来とか。
すみれの空はスミレを操作しながら、道すがらのいろんなものとお話ししたり悩みを解決しようとしてあげたりする、オーソドックスなアドベンチャーゲームだった。
途中にミニゲームもあったりするが、基本的には「いいこと」をするか、「悪いこと」をするか、選択肢を選んでいくことになる。
もちろんいいことをした方がより良い未来に進められるのかもしれないが、基本的にはどちらを選ばなければならない、ということはない。
おばあちゃんが亡くなってからいろんなことがうまくいかなくなった少女スミレが、日が落ちるまで咲いていられる不思議な花に導かれて、「とっておきの一日」にする為にいろいろとがんばるというストーリーで、猫やカメ、時には石やホースとも話したりしながら、いろんな人の悩みを聞きつつ、自分の中でできていなかったことを、ひとつずつこなしていく(こなせるかどうかは選択次第)(ちょっとこなせなかったこともあった)。
ストーリーもさることながら、特に気に入ったのはBGMで、パステル調のグラフィックにさらに彩りを加えるように流れていた。
旅立ちの時は明るく、問題のあるときには暗く。ボイスもなくSEもそれほど多くない中で、絵本のような世界の中に誘うかのような素敵な曲たちだった。
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