BUCKSHOT ROULETTE

実際問題弾込めしている側は分かるはずとかそういう野暮なツッコミはおいておこう。

タダのロシアンルーレットではないのは２つの要素。１つは、相手に向けて打てること。もう１つはアイテムの存在だ。次に打たれる弾をが実包かどうか見分けたり、ライフを回復したり(なんとショットガンを撃たれるのにライフ制なのだ！)、相手の行動を一度スキップさせたりと、このアイテムが戦術を面白くさせている。

単なるロシアンルーレットは運任せでしかない。もちろん確率を見て、撃つ順番を決めるくらいはできるだろう。だがそれだけだ。

一方、このゲームではアイテムとライフが存在している。そして、毎度どれだけの弾が入れられ、そのうち何発が実包なのかも時々によって変わる。仮に４/７が実包で、１発の実包を撃つために３発の空包を撃ったとしたら…そのうえ相手は攻撃力を上げられ、こちらのターンをスキップできるとしたら…。もう思いのままに撃たれるだけになる。このゲームにおいては、どう弾を撃ち、どういう確率構成で敵にショットガンを渡すかが重要になってくるのだ。

ゲーム自体は1回20分程度の短いもので、私も3～4ゲームを楽しんだ。そしてうまくいかないと「次はやれる」という謎の自信とともに、トイレのドアを蹴破ることになる。実に良いゲームだ。

今後対戦が実装されるという噂を聞いたので、それも楽しみだ。